ゆるゆりとは?
ゆるーい百合をベースとした、中学生のわちゃわちゃした日常を描いた漫画とそのアニメ化作品群です。百合というとアニメの中でもマニアックな印象がありますが、この作品は百合作品の入り口として男性にも幅広く支持され、今では百合はアニメの中でもメインムーブメントのひとつとなっています(2019年現在)。
ゆるゆりはあかりが主役です!!
コミックス第一巻発売は2009年、そして2019年8月で10周年!大人気作品・「ゆるゆり」の「赤座あかり」について紹介します。
基本スペック
声優は三上枝織。誕生日は7月24日の13歳。中学1年生で、兄弟には姉のあかねがひとりいます。中学校ではごらく部に所属し、一つ年上の部員・結衣と京子とは幼馴染です。
その存在感は際立つ!思わず消えてしまうほど。
まさにMAXなブライトネス!誰もが思わずルー語を思い浮かべてしまうほど、その存在感は際立っています。
それもそのはず、あまりにその存在が光り輝いているため、時として姿かたちさえも消えてしまうのです。
今日はそんな、みんなを照らす存在、「赤座あかり」について紹介していきます。
\アッカリ~ン/
\ハーイ/
宇宙一のいい子!
Ⓒ2015 なもり/一迅社・七森中ごらく部
あかりはまさにいい子!困っている人がいれば、人助けにも躊躇しません。そしてなんといっても素直。理想的なお婆ちゃん子です。変顔さえしなければ。
変顔女王の座も・・・
上の画像の通り、気絶したりひどい目にあった時に変顔を披露します。見てる分には面白いけど、不憫。
うすしお大好き
わーい、うすしお、あかりうすしおだーいすき。
なんだかんだいなきゃ困る。
アニメでは存在が消えたり、漫画では帯で顔が隠されたりと不憫さをネタにされているあかりですが、もはや一周まわっていないと困るキャラです。
ごらく部のなかでは突っ込みの結衣・ちなつにボケの京子という役割がそれなりに存在していますが、それらの突っ込みやボケの足りない部分を補完しています。空気のように「いないと困る」のがあかりなのです。
そして、作中では体を張ったギャグがやたら多いです。ある意味一番インパクトを残しているのがあかりですが、それゆえ不憫な位置が定着してしまっています。
見ていてほっとするキャラクターです。
Ⓒ2015 なもり/一迅社・七森中ごらく部
いい子という形容詞の通り、普段はふつうの中学生の女の子です。ブラックコーヒーに憧れたり、幼馴染の結衣と京子を慕っていたり。見ていて、かわいい・ほっとするという言葉がぴったりです。
本当に主人公?答えは・・・
みんなを見守る視点を持っているという意味では主人公なのでしょうが、厳密には主人公として物語をひっかきまわす役割は京子が担っています。
さらに、物語でよくありがちな、「主役」の視点を持っているわけでもありません。単なる一登場人物として存在していることは明らかです。
そう、まさに「空気」としてみんなを優しく取り囲んでいるのがあかりなのです。
あかりを見ていると、ゆるゆりの主人公的存在=京子という再定義に気づき、思わず主人公の概念を考えさせられます。ここらへんは漫画・アニメという舞台で行われている面白い思考実験です。
物語だからこそ目立たないけど、現実に居たら輪の中心にいる人格者、それがあかり。
あかりというキャラクターにひとつの答えを出すとしたら、「人格者」。作中ではホワイトデーでお菓子をたくさんもらっていたりと、いじられキャラという以上に慕われているようです。
それはあかりの「いい子」度合いが高いからだけではありません。みんなの必要とする「空気」、言い換えれば「お母さん」度合いが高い子とも言えるのです。おばあちゃん子でありながら人格者、さらにお母さん属性も。意外と、魅力的に思えてきませんか?
まとめ
- 存在感が薄い
- とてもいい子、人格者
- 実はみんなの必要とする空気であって、輪の中心にいる
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