【世話やきキツネの仙狐さん】仙狐さんは田舎のおばあちゃんかわいい！

疲労困憊サラリーマン・中野のもとに、ある日突然狐の幼女が現れます。その名は「仙狐」。800年の時を生きるという彼女は、とある理由から中野の心を癒すために現世にやってきたのでした・・・。

「癒し系」の系譜をたどるアニメとして、ゆるいギャグテイスト、そして時におとぎ話チックな雰囲気で作られた作品です。原作漫画は2017年から連載されており、2019年にアニメ化されました。

一人暮らしの男性の方、突然幼女が家で料理作ってたらどうします？

普通にこの目を疑いますよね？なんでうちに？そもそも何者？

そんな疑問すら野暮に思えてしまうほど、800年の時を生きた仙狐さんにはおばあちゃん的包容力が備わっています。この世話焼きキツネ・仙狐さんのかわいさ・魅力について紹介していきます。

声優は和氣あずみ。誕生日は不明(そもそも800年も生きると、誕生日ってどうなの？)。800年を生きる神使の狐です。

見た目の幼女っぽさ、キツネ耳とモフモフの尻尾からは、800年生きた老獪さはこれっぽっちも感じられません。

ですが、そこは神使の狐、押しは強くなくともなんとなく籠絡されてしまうような、強く言われたわけでもないのに、従ってしまう力を持ち合わせています。

それをなんと表現したものか、考えてみました。出てきた答えは、安直ですが「包容力」。

それも田舎のおばあちゃんのような感じです。母親の持つそれとも違う「おばあちゃん包容力」を持つ仙狐さんとは、どんなキャラクターなのでしょうか。

これにエロチックが加われば多くの男の理想とする奥さんなんですが・・・(たぶん我の強い男性はそういう女性は苦手かと思いました)。

仙狐さんはそういう路線ではありません。やっておいたのよー、あなたのためにね？ではなく、出来て当然、といった感じなのです。あなたのために、とは言いますが、押しつけがましさがない。

800年の経験からくる余裕を感じます。

仙狐さんは、とある理由から中野の「闇」を取り除くために現世にやってきたのですが、その手段が「存分に甘えさせること」でした。

なんでも自立を促す社会の中で生きる中野を前に、「ダメで何が悪いのかの？」と言い放つ仙狐さん。

「人間、誰しも悪いところはある。わらわだってそうじゃ。」

こういってもらえたら救われる人って、たくさんいると思うんです。そんな中野のダメなところを受け入れて、許す。仙狐さんの包容力の源は、広い視野と心です。この作品の核ともなるポイントです。

しかし、中野にとって一番効いたのは、何を隠そう仙狐さんのモフモフの尻尾。

なんて顔してやがる・・・！

心の広さと、幼女チックな見た目、そしてモフモフ。これらのアンバランスさがなければ、逆に仙狐さんほどの魅力はありえません！

逆らわず、素直に心を仙狐さんに傾けてみれば、癒されること請け合いです！

どうでもいいですが、ブログ主は北海道の田舎町に住んでいるため、今朝通勤中にキツネを見かけました。たしかに冬毛のモフモフさ加減は可愛らしいですが、全体的な野良犬っぽさはぬぐえません。エキノコックスの心配もあるし。やっぱり仙狐さんが一番ですね！