【地縛少年花子くん】2話ネタバレ感想。怪異の定義、今後どう展開するかを考察。

アニメ感想

ここでは「地縛少年花子くん」2話のネタバレ感想を書いていきたいと思います。

まだ見ていない方はご注意ください!

1話のネタバレ感想はこちらから。

2話ネタバレあらすじ(まだ見ていない人は注意!)


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

花子くんに命を救われた代わりに、契約としてトイレ掃除にいそしむ八尋寧々。

 

このところ、モノがなくなることがやけに多い。寧々も、授業中に手元にあったはずの教科書とブローチがなくなってしまう。

 

噂話によると、「ようせいさん」が皆の大事なものを盗んでいるのだという。そしてようせいさんの姿を見たが最後、命を奪われる、とも。


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

 

被害はあちこちに及び、もはや噂話とはいえないレベルに。


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

 

そんな中、寧々はひょんなことから、ひとけのない廊下で無くしものの数々を見つける。

それらを追いかけた先に居たのは・・・怪異の「勿怪(もっけ)」

 

勿怪に襲われる寧々。寸でのところで、勿怪を薙ぎ払う花子くん。

 

「命って簡単になくなっちゃうんだよ・・・」

 


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

勿怪は、もともと大人しい害のない怪異。だが、怪異は人の噂話に従わざるを得ない。

その噂が凶悪になればなるほど、怪異もまた凶悪になっていく。

それを統べるのが、花子くんの「役割」なのだった。

 

寧々は彼に協力し、新たな噂話で勿怪の害悪を弱めることに

 

その後、花子くんに命を助けられたことを感謝し、寧々は彼のことを友達と呼びはじめる。

 


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

そこに突如、見知らぬ男子生徒が現れ、花子くんを「祓う」と宣言する。

 

彼は源家の末裔で、代々怪異と対峙してきた。花子くんを源に敵視され、戸惑う寧々。

そして、衝撃の一言を聞いてしまう。

 

©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

 

「そいつは人を殺して、封印されたんだぞ!」

 

結局源は簡単に花子くんに気絶させられてしまうの、だが。


©あいだいろ/SQUARE ENIX・「地縛少年花子くん」製作委員会

 

花子くんは悲しげな顔をしながら「人を殺したのに、それでも友達扱いできるのか」と寧々に問う。

彼のことを、まったく知らない。寧々は自問し、迷いの渦に飲まれていく。

怪異とは、なんぞや

怪異の定義が明らかになった回でしたね。

花子くんいわく、怪異は噂話によってその性格も変わってくると。

 

物語の方向が定まりました。

怪異を統べる花子くんに、契約関係にある寧々が協力して、怪異の噂話を上書きしていく、ということなのでしょう。

 

花子くんが直接人間の噂話に手を下せる話ではないですからね。

 

気になるのは、半分人魚になっている寧々は、怪異とは無関係ではないのか。

怪異そのものと眷属は、また違った存在なのでしょうか。ここらへんが気になります。

 

眷属といえば怪異や妖怪の手下ですが、それでも怪異には違いないように思えるのですが・・・。

ED手前の、謎の語り部。

1話と同じく、今回もEDの手前で、謎の放送部(?)のような、語り部が出てきました。彼女らは一体何者なのか。

そして、彼らは怪異を認識していそうですね。

 

今のところ、怪異と寧々、源家、語り部の3つの勢力が登場しています。

どのように今後絡み合っていくのか、楽しみですね。

物語の軸はまだ見えない。

怪異モノといえば、怪異と人の付き合い方というか、割りと人間ドラマに収束していくものですが、この作品の軸となる主題はどこに向いているのでしょうか。まだ見えません

 

2話は序盤はコミカル色が強かったですが、終盤では寧々に対する花子くんの後ろめたさが描かれています。

 

当然、この状況に巻き込んでしまったことへの後悔があるのでしょう。

それ以上に、怪異となったきっかけである「殺人」は、花子くんにとって回避できないことだったのでしょうか。

 

ここらへんの扱い方で、寧々の取る行動もまた、変わってきます。

まとめ

物語の片鱗が見えつつあり、新たな勢力も出現しましたが、まだ物語の全容はほとんど霧の中です。

正直、ちょっと序盤は退屈感もあったのですが、後半で持ち直しましたね

 

僕にとって、日常風景を求めている作品ではないので、物語の切り口がどんな色をしているか、見えてくるまでは静観します。

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