ここでは「地縛少年花子くん」3話のネタバレ感想を書いていきたいと思います。
まだ見ていない方はご注意ください!
4話あらすじ
ついに最上部へ到達した寧々たち。
そこには、二番目の怪異・ミサキ階段の姿が。
だがそこには「神の依り代」はなく、寧々は花子くんによって依り代探しのために最上部から突き落とされてしまう。
寧々は最深部でついに怪異の正体を発見し、同時に真相を知る。
それはミサキ階段の想い人・岬先生と彼女が「暴走する怪異」へと変わっていく過程であった。
最深部にもミサキ階段の手は迫るが、すんでのところで花子くんが防ぎ、寧々は無事に依り代を壊すことに成功する。
怪異の真相は。
怪異の正体は狐でしたね。ヤコという名の、岬先生に恋したお稲荷さんでした。
勿怪と同じく、可愛らしい姿をしています。この世界の怪異は、当初の段階では恐ろしい姿をしている割には正体は妙に可愛いです。
きっと、「噂話」なんて実態を知ればそんな怖いものではない、ということの比喩かもしれませんね。
妙ちくりん人形
予想はしていましたが、最上部ではこれまで集めたパーツが合わさって人形となって姿を現しました。
それはもうどうしようもない、福笑いの顔状態で・・・。
そんな妙ちくりん人形でも、愛さずにはいられない怪異・ヤコの執念。
怪異ということを除けば、先生に生徒が恋したという、よくある話です。
それが不遇の事故で変容してしまったということがこの話の真相なのでしょう。
花子くんはどういう形でヤコに関わったのか?
まだ、花子くんがヤコと知り合いであった理由が示されていないと思うのですが・・・。
そもそも、岬先生の事故を引き起こした正体もわかっていません。
花子くんは生前、人をあやめた存在。どこかでつながってもおかしくないです。
ヤコの話はもうちょっと続きそうです。
花子くんが導き、寧々が解決していく
花子くんと寧々の関係
唐突ですが、花子くんの寧々へのキスは、寧々への感謝の気持ちかもしれませんね。
人をあやめた過去のあるこんな自分でも受け入れてくれる寧々への感謝です。
二人の関係性は、花子くんが導いて、寧々が事件を解決していくというものですね。
探偵と助手的な。
補完関係というのはこういった作品ではよくある構図ですが、そろそろ寧々にもスポットが当たってほしいです。
ちょっと予定調和すぎて退屈感も。
世界観は素晴らしいし、1話では作画にも驚かされたのですが、ちょっと展開に不満を持っています。
それは、展開が淡々としすぎているという点。
寧々達が危険な場面にもギャグを挟むので、空気が緩んでしまって逆に淡々としてしまっているというか。
展開についても驚くべき点はまだありませんでした。
素人考えではありますが、4話も、葵や光が人間の姿に戻ったところまで描いたほうが、解放感があって展開が活きてくると思いました。
語り部登場
最後に登場した「語り部」。彼らが「コクジョウダイ(?)」という、花子くんが寧々を守ったのと同じような「分身」を持っていたのが気になりますね。
怪異でなくともあれは使えるんでしょうか。それとも怪異に近い存在なのか?
彼らの正体が気になります。
今後の楽しみとします。
第4話「ミサキ階段 其の二」
コメント