明確な意思とか、相談があってそうしようとしたわけではないです。たぶん。
でも、皆がお互いを支えあって、誰かがこけたら助ける。今回は先生でしたけどね。
ここでは「恋する小惑星」5話のネタバレ感想を書いていきたいと思います。
まだ見ていない方はご注意ください!
あらすじ
すずの提案で海へやってきたすず・みら・あお・イノ先輩。
みらとあおの仲に妬いたりするすずだったが、あおとも打ち解けて、さらにはあおにロックオン。
一方で、桜先輩にミネラルショーに誘われたみらだったが、辞退者続出で美景と二人っきりに!?
みらのお調子者キャラに美景の強張りもほぐれたかに見えたが、文化祭に対して若干空回りし始める美景とそれを心配する舞。
新聞部とのひと悶着の後、ぐんぐん進んでいく皆への引け目と悔しさから感情をため込んでいた美景だが、遠藤先生の言葉で我に戻り・・・。
すず・美景にスポットライトがあたった回
あおすず
今回は、お互いのことを知らなかったコンビがお互いを知って、アイスブレイクする回でした。
海に来たすずたち一行ですが、このメンバーすず好みのコレクションですよね!?
あお・みらコンビと、イノ先輩単体・・・恐ろしい子、すず。
そこですずは、自分よりもみらと仲良くするあおの姿に妬いてしまうわけですが、イノ先輩の提案をきっかけにあおとも打ち解けます。
そして最後の一言。
「新しい親友としていろいろ仲良くしましょうね・・・」
目がマジでした。あの例の目です。
美景をめぐる冒険:みらの場合。
ミネラルショー辞退者続出のお知らせ
比ゆ的に表現するならば、この回で最初に桜先輩という惑星の周りをまわりはじめた衛星は、みらでした。
もー、ちょっかいかけるみらと突っ込みをいれる美景の二人が可愛くて。微笑ましくなりますね。これ自分だけ?みらさく来てますよ。
ミネラルショーの誘いを皆用事で断るのは笑えましたが、モンロー先輩あたりは本気で辞退してませんか?(笑)
ちょっと普段の美景を見ると、疑いが掛かってきます。
さて、そんなこんなでミネラルショーにきたふたり。これ、要は地質学の即売会なんですね。
こんな場があるとは知らなかったです。
さんざん美景を煽ってくるみらですが、その二人のやりとりも板についてきました。
この二人は腐れ縁ってやつになるかもしれませんね。
人間性
そして人間性も正反対なふたりです。
すべて決まっていないと動けない美景と、なんとなくでも動き出しちゃうみら。
どっちが正しいというのはなく、どっちも方向を間違えば損失になってしまうということでしょうね。
頭ごなしなキャラ批判がないのはこの作品の優しいところです。
美景へのプレゼントとか、形にできるみらと、ありがとうすら言いそびれてしまった美景。
そのどちらも間違ってはないのだと思います。思いたいです。
美景をめぐる冒険:イノ先輩の場合。
文化祭のテーマ決め時から、何か不安な顔をして美景を見つめていた舞。
ずっと隣にいたから、すぐに察せてしまうんでしょうね。
でも直接手を下すのはイノ先輩ではないようです。
美景をめぐる冒険:そして・・・
新聞部に対してモンロー先輩が辛辣なのは予想通りでしたが、イノ先輩まで無邪気に伊部に
「わたし、暗躍って初めて見ましたぁ」と言い放ったのはちょっとびっくりしました(笑)
それはさておき、地学カフェという案に対して、盛り上げる一同と、ひとり置いていかれる美景。
こういう所は意固地なんだなと思います。彼女を救ったのは、遠藤先生でした。
「無理って決めちゃって全部なしにするなんてもったいないじゃん」
美景の考えてることを知りたいと。心を閉ざしかけていた彼女の心を開いたのです。
©Quro・芳文社/星咲高校地学部
いろんな要素が詰まって密度の濃い話でした
要素が濃かったですね。とくに美景に関して。
思うのが、美景は人一倍大人な面もあり、それが子どもっぽい頑固な部分の裏返しだったりするのかなーってことです。
コンプレックスの裏返しとして、自分に対して諦めたり醒めた面も持ち合わせているのかもしれません。
でも、美景は一人ではなく、仲間とともに居ます。
誰かがこけたら、誰かが手を引っ張って。そうやって支えあってるんだと思います。
地学部の友情が確認できた良い回でした。感動とかとは、また違った感じですね。
良いモノを見た、そんな感覚です。
長いこと書いてしまいましたが、ここらでおしまいにしたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました!
第5話「それぞれの夏休み!」
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