2019年11月、アニメ「色づく世界の明日から」の聖地巡礼・舞台探訪を行いました。
旅行といえど、時間は限られていることと思います。そこで・・・。
ここでは、数あるスポットの中から、「ここだけは行っとけ!」というスポットと、その場所への行き方をお伝えしたいと思います!
第5位 長崎水辺の森公園
地元民の憩いの場である、「水辺の森公園」。
こんな風に、岸壁では釣りをしているおじさんもいます。それに話しかける方もいたりして、のんびりした時間が流れています。
「色づく世界の明日から」は、作品の中で、長崎の「地元民の思ういいスポット」をかなりの割合で伝えていると思います。
この水辺の森公園もそれに漏れず、まったり散歩したりしていると「優雅でいいな、移住したい・・・」なんて感じられます。
ぜひ、地元民の雰囲気に浸るという意味合いも込めて訪れてみてください!
第10話で瞳美とあさぎが仲直りの女子トークをしていたベンチ。この公園には、こんな彫刻風のベンチがたくさんあって、気軽に休むことができます。
近くに美術館もあり、その延長線上でなんとなくアーティスティックですね。
対岸には海上自衛隊の護衛艦がドックに入っているのが見えます。
昔「艦これ」にハマッっていたので、船体の番号を元に、ついついその船の名前を調べちゃいます。
こちらはあきづき型護衛艦の「すずつき」でした。
結構広い公園ですが、アニメに登場したカットもあちこちに点在しているので、多めに時間をとって探してみるのも楽しいと思います。
アクセス・行き方
行き方として単純なのは、長崎駅より「崇福寺行き」に乗って「出島」で下車、そこから歩いていく方法です。
500円で買えるフリーパスがあれば、「出島」を通り過ぎて「新地中華街」でいったん下車。そこで「石橋行き」に乗り換え、1駅先の「メディカルセンター」で降りると便利です。
石橋電停周辺は、グラバー園をはじめ作中に登場したスポットも多いので、その帰りにここに寄ってもいいかもしれません。
歩いて、すぐに到着することが可能です。
第4位 グラバー園
言わずと知れた観光名所・グラバー園です。入場料は大人620円です。
観光名所であり、強力な「色づく」の聖地でもあります。
広い園内ですが、本当にあちこちに楽しめる要素やアニメのカットが隠れています。
もちろん、歴史や建築に興味のある方なら、楽しめること請け合いです。
「色づく世界の明日から」特別展が開かれていました
2020年1月5日で終了してしまいましたが、探訪当時、背景美術の特別展示が行われていました。
聖地でまさかの展示会と聞いたときは、改めて作品が地元に少なからず受け入れられているんだと、うれしくなった記憶があります。
こんな感じで、入り口では瞳美さんが出迎えてくれました。
中には琥珀も。この部屋は・・・
「色づく」世界観に満たされた空間と、龍馬さん。なんかちょっとシュールです。
この部屋から外を覗くと・・・
OP、あさぎと将が仲睦まじく歩くシーンのカットです。
ちょっとずれてる気もしますが・・・。難しい。
鯉さん
こちら、外には、なぜか鯉の餌が・・・。
ご覧の通りです。鯉が寄ってきて、微笑ましくなります。
6話、瞳美が唯翔の絵に吸い込まれるシーン
園内を歩いていると、見覚えのあるベンチを発見しました。
聖地巡礼をしていると、行ったことがないのに「ここ見たことある」ってなるのが、なんだか不思議ですよね。
このベンチに座って景色を見ると、ちょうどいい具合に長崎の海と景色が見えます。
レトロ写真館では、作中と同じように衣装の貸し出しを行っています。入り口には「凪のあすから」などの作品とのコラボ展で使用された瞳美(?)が。
(言い方がメタっぽすぎる・・・)
今回、急いでいてハートストーン探しはできませんでしたが、思い出話にもなるので探してみるのも面白いでしょう。
ハート形の敷石がいくつか園内にあるのです。
アクセス・行き方
さて、そんなグラバー園の訪れ方は、長崎駅より「崇福寺行き」の乗って「新地中華街」で下車、「石橋行き」に乗り換えて「大浦海岸通」で下車、徒歩10分ほどです。
第3位 眼鏡橋
第3位は、眼鏡橋。400年近い歴史を誇る、趣のある橋です。
作中では、OPにこの角度からのカットが使われていたと思います。
OPのあの橋だとわかると、結構感動します。
夜訪れるとライトアップされていて、また違った雰囲気が味わえます。
ただ、治安的な意味であんまり夜に女子一人で行くのは微妙かも・・・な雰囲気はあります。
階段で橋のたもとまで下りていくことができますが、どうも潮の満ち引きで水没している気配があり、川に落っこちないように注意してください。
アクセス・行き方
長崎駅より「崇福寺行き」に乗車し「新地中華街」で乗り換え、「蛍茶屋行き」に乗車しめがね橋で下車、徒歩5分です。
橋自体は地味でわかりづらいので、地図を便りに行った方がいいです。
第2位 出雲近隣公園
!探訪条件として、ここからはある程度の体力が必要です!
第2位は、いわずと知れた名シーン、1話や12話、13話で使用されたカットが多数点在する「出雲近隣公園」です。
上の写真は、12話で瞳美が未来へ帰るシーンで使われた、公園の「舞台」です。
この公園、一見親子連れが訪れる普通の「近所の公園」なのですが、なんでこんなオーラのある(?)舞台があるのでしょうか。でも素敵な公園です。
なんだかここに立つと、瞳美が帰るシーンを思い出して、心にいい意味での「緊張」が生まれます。
舞台脇には、13話冒頭で使われた東屋があります。
ここからの景色がまた、素晴らしい。
注意してほしいのが、ご覧の通り物凄く高低差のある場所だということ。
体力に極端に自信のない方は、徒歩で訪れるのが難しいという事を理解してください。
タクシーかレンタカーしか方法はないと思います。
公園からはOPのカットっぽい階段も見えます。
こちらは、1話と13話。瞳美が1話冒頭と13話で花火を見ているシーンでもあり、同じく13話で琥珀との再会を果たす場所でもあります。これ書いてるだけで泣けてくる・・・。
アクセス・行き方
ここから一気に探訪難易度が上がります。スマホの地図でもいいのですが、地図が読めないとたどり着けません。
長崎駅からは「崇福寺行き」を「新地中華街」で下車、「石橋行き」に乗り換え終点まで乗車します。
そこからは地図通りに歩いて徒歩20~40分ほど。ですが、ここは聖地巡礼の二の丸。本丸は・・・
第1位 鍋冠山公園
栄えある第1位に輝いた(?)のは、ここ鍋冠山公園。まず、見てくださいこの景色を。
すごい眺望でしょう。ここ、鍋冠山は地元民の夜景スポットとして知られていて、通常は車で訪れるのですが、今回、歩いてグラバー園から登ってきました。
結果、11月なのに汗だくになりました。
このあと坂を下って出雲近隣公園も訪れています・・・。
アクセスの仕方がまず問題になるのですが、グラバー園からはこの水色の看板が目印。
僕は道を間違えて、気づいたら門扉をくぐったりして、その節は大変失礼しました・・・。
探訪方法は、よくよくリサーチしてからにしてください。僕みたいにテキトウこいで訪れると地獄を見ます。主に坂の上り下りで・・・。迷ったら最悪ですよ。
途中にはお稲荷さんもあったりします。作中には登場しませんでしたが、雰囲気ある社です。
こんな階段を延々と登っていきます・・・。
ようやく到着すると、カメラを向けると俯くシャイな猫さん登場。
というわけで、頂上には展望台もありいい眺めですが、残念ながら僕は汗だく。しばし風に当たりながら汗を乾かします。痩せ型なんですけどね・・・。
ここは5話で登場。唯翔と瞳美がイイ感じになるシーンです。
ここからは、さっきの出雲近隣公園ですら見下ろすことができます。
この時は「歩いてあそこまで行くのか・・・」と絶望しかかってました。
作中に登場する長崎南高校。こっちも鍋冠山公園に負けず劣らず、すごいところにありますね・・・。
アクセス・行き方
もはや車必須。歩いていくのはなかなか難しかったです。
アクセス方法は「石橋」下車、徒歩では1時間を見込んでください。
ですが、タクシーをお勧めしますよ。冬でも上着が要らない状態になると思いますので。
さすが「坂の街」
いかがだったでしょうか。かいつまんで取り上げましたが、他にも訪れてほしいスポットはたくさんあります。
この記事を読んで興味がわいた方は、ぜひ「色づく世界の明日から」をご覧になって、そして長崎を訪れてください。
きっと、いい意味で長崎や地元、そして日本への見方が変わると思いますよ。
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